2024 © Maxim Tabachnik
ヘラクレスとしてのコンモドゥスの胸像
この彫刻(西暦191〜192年)は、皇帝コンモドゥスをヘラクレスとして表し、その神格化された地位を強調している。ネメアの獅子の皮をまとい、棍棒とヘスペリデスの黄金の林檎を手にするなど、いずれもヘラクレスの象徴が示されている。ルネンセ産大理石で制作され、ホルティ・ラミアニ庭園で発見された。もとはトリトンの胴体像と組み合わされた一群の一部で、コンモドゥスの神格化(アポテオーシス)を讃えるものだったが、死後にdamnatio memoriae (人物の記憶を抹消するローマの慣行)を避けるため、隠された可能性が高い。
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