サンティニャツィオ・ディ・ロヨラ教会
サンティニャツィオ・ディ・ロヨラ教会はイエズス会のために1626〜1650年に建てられ、壮観によって教え導くという対抗宗教改革の理想を体現している。1622年の列聖後まもなく聖イグナチオに献堂され、神学を空間的ドラマへと変換するが、その最たるものがアンドレア・ポッツォによる天井フレスコ「聖イグナチオの神化」(1685〜1694年)である。そこでは遠近法が石を開かれた天空へと溶かし、修会の世界的使命が勝利の幻視として立ち上がる。バロックの幻影とイエズス会の野心を学ぶうえで、今なお決定的な一例である。
タイプや場所で探す


