詩と絵画の寓意ヨハン・ハインリヒ・ヴィルヘルム・ティシュバイン
ヨハン・ハインリヒ・ヴィルヘルム・ティシュバインが1783年に制作した《Allegory of Poetry and Painting 》は、新古典主義の理想を体現している。ローマで描かれたこの作品は、当時のギリシア・ローマ古代への強い関心を映し出す。画面には二人の女性が描かれ、詩は竪琴を手にし、絵画は額装されたカンヴァスまたは鏡を携えて、明晰さと均衡を象徴する。本作は、ドイツの作家ゲーテのイタリア旅行のさなかに生まれた文化交流を讃える一作でもある。