2023 © Maxim Tabachnik
ディオニュソス・サルダナパロス像
この厚く衣をまとった大理石像(2世紀)は、ディオニュソス像のヘレニズム=ローマ期ネオ・アッティカ様式の一例であり、バチカン美術館にある模刻像を17世紀の修復者が誤ってアッシリア王サルダナパロスにちなんで名付けたものである。神の長いアルカイック風のひげ、ツタの冠、全身を包み込むヒマティオン(外衣)は、より古く厳粛な神像の原型を想起させる。掲げられた右腕にはかつてテュルソス(ツタを巻きつけた杖)が握られていたが、現在は失われている。この古風化した様式は、古典期ギリシア彫刻を博学的に再解釈するローマ人の嗜好を反映している。
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