モチカの走る鳥の彫刻

モチカの走る鳥の彫刻

334
モチカの「走る鳥」(西暦1〜800年)はモチェ美術でよく見られる主題で、人間や、動物の特徴をもつ擬人化された人物が競走する場面を描く。参加者は豆の入った袋と棒を携え、華やかな装いに、銅・金・銀の合金で作られた円形の頭飾りを身につけている。これらの競走は儀礼的、あるいは神話的な物語を象徴する。陶製彫刻やSpondylus貝の胸飾りは、こうした出来事が古代ペルー社会で文化的に重要であったことを示している。