2004 © Maxim Tabachnik
ポトニア・テロン
このローマ壁画(紀元前1世紀〜紀元1世紀)は、ファルネジーナ別荘出土のもので、古代の主題である[Potnia Theron]—[動物の女主人]を描いている。これは自然に対する支配を象徴する、古代近東から地中海世界に広く見られるモチーフである。女神は2頭の大型ネコ科動物のあいだに立ち、アナトリアからギリシアにかけて知られる図像を想起させる。ギリシアでは、アルテミスがこの称号を持ち、それはミケーネ語の[potnia]([女主人])に由来し、サンスクリット語の[patnī]と関係している。この場面は、ローマ上流階級の装飾で好まれた神話的・護符的なテーマを反映している。
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