2023 © Maxim Tabachnik
テュルソスを持つ背面のディオニュソス像
この青銅製のディオニュソス像(117~138年)は、背面から示されることで、神のしなやかな立ち姿と儀礼的なポーズを際立たせている。ブドウの葉の冠と細い杖は、彼が酒、エクスタシー、変容の神であることを示している。斑点状の緑と赤の表面は古いパティナであり、青銅が何世紀にもわたって、しばしば土中や水中にあることで自然に形成される被膜である。1885年にテヴェレ川から出土したこの像は、ギリシア風の優雅さを好んだハドリアヌス時代の趣味を反映し、自然と儀礼、そして神秘的な魅力のあいだにある若々しく流動的な存在としてディオニュソスを表している。
人気のカテゴリ
広告スペース











