コンシェルジュリー(La Conciergerie)
コンシェルジュリーは、シテ島の川沿いに残る中世のシテ宮(パレ・ド・ラ・シテ)の遺構を占め、カペー朝の王たちが14世紀の広大なゴシック大広間で権威を演出した場所でもある。宮廷が移転すると、ここは司法の拠点へと硬質化し、さらに1793〜94年には革命期の監獄となって、マリー・アントワネットを含む数千人をギロチンへ向かう途上で収容した。いまもそのヴォールトは、王権の華やぎと近代の政治暴力のあいだにある蝶番のように感じられる。
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