ゴシック様式のヴォールト要石彫刻
この14世紀末〜15世紀初頭のゴシック彫刻は、《Políptico de la Virgen de la Soledad(孤独の聖母の多翼祭壇画)》に属する、木彫に彩色を施した作品で、ブルージュ派の画家「Master of the Holy Blood(聖血のマスター)」に帰属されている。この多翼祭壇画は聖母の七つの悲しみを描き、エレミヤ、割礼、エジプトへの逃避といった人物や場面も含まれる。独特の曲線的な建築構成は、フランドル絵画の伝統の中での位置づけや同定を難しくしている。