サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ聖堂Basilica di Santa Maria Gloriosa dei Frari
サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ聖堂は、ヴェネツィアを代表するフランチェスコ会の大聖堂で、13〜15世紀にかけて、托鉢修道会の説教精神を煉瓦造ゴシックの姿で示すものとして築かれた。やがて市民的パンテオンとなり、ティツィアーノがここに眠るほか、ドージェや芸術家の記念碑が信仰を公共の記憶へと変えていく。ティツィアーノの《聖母被昇天》や、パオロ・ヴェネツィアーノによるドージェ、フランチェスコ・ダンドロの奉献肖像といった傑作が、広大で静謐な身廊の下で、神学と芸術、そしてヴェネツィアの権力を結びつけている。
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