イゾラ・マードレ宮殿(Palazzo dell'Isola Madre)
イゾラ・マードレ宮殿は、ボッロメオ家がボッロメオ諸島でもっとも静かな島に構えた隠れ家で、16世紀に着手され、17〜18世紀にかけて洗練されていった。重厚な織物や肖像画、そして貴族の見世物のために造られた小さなマリオネット劇場を備える生活空間は、権力が趣味と余暇、そして統御された幻影として演じられていた世界をとどめている。窓辺にマッジョーレ湖を額縁のように取り込み、異国の植物を生きたコレクションとして植えた庭園に和らげられたこの宮殿は、要塞というより、丹念に育てられた避難所として立ち現れる。
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