モン=サン=ミシェル修道院
モン=サン=ミシェル修道院は、潮の満ち引きに洗われるモン・サン=ミシェルの岩山の頂を戴く。伝承によれば、708年頃に大天使ミカエルがここに出現し、人里離れた小島を中世の巡礼地の地図に刻み込んだという。966年にベネディクト会が定住し、10〜16世紀にかけてロマネスクとゴシックが幾層にも重なる複合体を築いた。断崖に張り付くようなその諸室はLa Merveille (The Marvel )として知られ、信仰の場であると同時に防御の性格も帯びていた。ヨーロッパ屈指の大潮に囲まれ、のちに19世紀の尖塔で обновされたこの修道院は、移ろう海と砂を背にしたノルマンディーの信仰の象徴であり続けている。
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