2019 © Maxim Tabachnik
Retable of Saint Peterマルティン・デ・ソリア
マルティン・デ・ソリアのこのレタブロは、所在不明の教会の主祭壇画であった可能性が高く、段状の構成によってアラゴンのretables mayores を典型的に示している。聖ペトロ、聖母マリア、聖ブレイズに捧げられ、高いパネルには奉納像が配され、その両側を物語場面が挟む。欠損部分はあるものの、アラゴン的な定式は保たれている。使徒を描くプレデッラは中央画を欠き、そこには「悲しみの人」(Man of Sorrows)があった可能性がある。本作は、ソリアによる現存する数少ない比較的完存のレタブロの一つである。
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