カリ
カリ(1536年創建)は、コロンビアではリズムと温もりの街として広く受け止められており、公共の場の暮らしが、聞こえるほどの脈動に合わせて時を刻んでいるかのようだ。カウカ渓谷の広い光の中にあり、記念碑的というより開放的に感じられる。実用的な地区、幅の広い大通り、そして夜はほとんど自然に社交の時間へと傾いていく。サルサの都という評判も、看板というより共有された言語として街に根づき、ダンススクールや街角のバー、そして人々が自信をもって通りを「居場所」にする身ぶりに運ばれている。
古い教会の周辺やコンパクトな歴史地区には植民地時代の痕跡が今も顔を出すが、街の性格を形づくったのは主としてその後の成長と、都市の肌理が不均質なときでさえ失われない、率直で日常的な市民の誇りである。サービス業と工業が周囲のサトウキビ地帯の農業的な豊かさと並んで日々を支え、近年のカフェ文化や現代的なキッチンは、変わりゆく嗜好と野心をほのめかす。先住民・アフリカ系・スペイン系が混ざり合うカリのルーツは、祭りや普段のスタイルに現れ、日常と連れ立ちのための食にも表れる。滋養のあるスープ、プランテン、そして見栄より腹持ちを重んじる昼の [corrientazo]。
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