聖ニコライ大聖堂(ニコロ・ドヴォリシチェンスキー大聖堂)
聖ニコライ大聖堂(ノヴゴロドではニコロ・ドヴォリシチェンスキー大聖堂として知られる)は、1113年にヤロスラフの宮廷(ヤロスラフの庭)にムスチスラフ公によって建立され、都市の交易と市政の中心に聖ニコライの重要な聖所を据えた。引き締まった段状の量塊と寄り集まるドームは、ビザンツの教会建築がノヴゴロド特有の禁欲的な簡潔さへと作り替えられた過程を示し、のちに彩色された内部装飾や現存するフレスコ断片がその硬質さを和らげている。ノヴゴロド共和国の公共生活と長く結びついてきたこの聖堂は、今もなお、都市の中世的な独立と信仰を静かに象徴している。
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