ンゴール島(Île de Ngor)
ンゴール島はダカールのすぐ沖合にあり、短い航路を渡るだけで首都は大西洋に形づくられた村のように縮んで見える。レブ(Lebu)の漁業文化と長く結びついてきたこの島では、日々の暮らしはいまも本土の経済と同じくらい、潮の満ち引きやpirogues 、結びつきの強い家族の住まいのリズムに従っている。海岸線は玄武岩の露頭と荒い波に縁取られ、砂の小径とこぢんまりした家々が、内向きで潮風に塩気を帯びた静けさを保つ。ダカールの多くの人にとって、ここは働く共同体であると同時に、街の向こうにいつもある見慣れた水平線でもある。
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