ゴレ島
ゴレ島(Île de Gorée)は、セネガルのダカール州でダカールのすぐ沖合に浮かぶ小さな大西洋の島で、静かな通りと海の眺めは重い過去と切り離せません。細い路地、パステルカラーの建物の外観、近くに感じられる水平線が、ほとんど穏やかな景色をつくり出す一方で、ゴレ島は大西洋奴隷貿易の歴史や、強制的な出発に結びついた人々の苦しみと広く結び付けられています。現在、この島は追悼の場として訪れられ、「奴隷の家」(Maison des Esclaves)などの場所が、その遺産を来訪者がどう理解するかを形づくっています。ゴレ島を歩く時間は、穏やかさと胸の詰まる思いが同居するものになり得ます。日常の島の暮らしと保存された史跡が同じ小さな空間を共有し、風景の中に記憶をとどめているからです。
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