クール・ムサ修道院
クール・ムサ修道院は、1961年にダカール東方のサバンナに創設されたベネディクト会の共同体で、グレゴリオ聖歌が西アフリカのリズムとコラの響きに支えられて歌われる。修道院の意義は「インカルチュレーション(文化内在化)」にある。すなわち、ヨーロッパの修道規則を、観想の核を失うことなく、セネガルの音と日々の暮らしへと翻訳した点だ。簡素で光に満ちた礼拝堂では、祈りがカトリックの信心と、この地域に根づくより大きな共生の倫理とを結ぶ静かな橋となる。
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