ミロジスキー修道院
ミロジスキー修道院は、プスコフでミロジャ川がヴェリカヤ川に合流する地点に建つ。12世紀の創建で、ロシアにおけるモンゴル以前の聖なる美術の遺存としては最も稀少なものの一つを伝えている。救世主顕栄大聖堂の内部では、ビザンツの名匠が描いたフレスコが壁面を覆い、キリスト、聖人、天使の物語を規律正しく光に満ちた筆致で展開し、コンスタンティノープルの様式を北方の修道院へ移し入れるとともに、初期ロシアのイコノグラフィーを形づくった。川辺の静かな囲いは今も、祈りと文化的記憶の場として読み取れる。
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