「メキシコ征服」屏風(ビオンボ)ゴンサレス兄弟
この17世紀の折りたたみ式屏風は、おそらくゴンサレス兄弟の工房で制作されたもので、スペインによるメキシコ征服の物語を描いている。エルナン・コルテスとモクテスマ2世の会見をはじめ、「ラ・ノーチェ・トリステ」(1520年7月1日)—アステカの攻撃を受け、スペイン軍とトラスカラの同盟軍がテノチティトランから退却した出来事—が表される。屏風は混乱した戦闘と退却の様子を描写し、損失を伴いながらも、最終的に1521年のスペインの勝利へとつながった転機を示している。