Oonamuchi Depicted in Possessed Priestess
大名持(オオナムチ)は「偉大なる名の主」を意味する日本の治癒神で、しばしば大国主(オオクニヌシ、「大地の主」)と同一視される。13世紀の日本では、神(kami) が図像として描かれることは稀だった。ここでは、オオナムチが憑依したmikko の巫女によって体現され、白装束に乱れ髪の姿で、太鼓を手に神聖な舞を舞っている。傍らには「小鳥」を意味するコトリ(Kotori)という若い従者が付き、土着の神々が生き生きと現前していることを強調している。