コルニアクト宮殿
コルニアクト宮殿は1580年、リヴィウの市場広場に、ギリシャ商人コンスタンティ・コルニアクトのために建てられた。遠距離交易で築いた富は、私邸を都市の権力を示す表明へと変えた。ルスティカ仕上げのファサードと屋根の稜線に並ぶ彫刻が、アーケードに囲まれた「イタリアの中庭」を縁取り、ここは市内でも屈指の明快なルネサンス空間として知られる。のちに王族の訪問や貴族社会とも結びついたこの宮殿は、現在リヴィウ歴史博物館の一部となり、商人と帝国が王と同じほど文化を形づくったコスモポリタンな都市の記憶を伝えている。
タイプや場所で探す


